仮想通貨を稼げるアプリをどう捉えて活用するか

仮想通貨

はじめに

今回は具体的なアプリやサービスの紹介ではなく、「仮想通貨を稼げるアプリ」とどう付き合っていくべきか、という話をします。何故なら、「仮想通貨を稼げるアプリ」には「初期投資」を必要とするものが数多くあるからです。何も考えずに投資すれば大切なお金を失うかもしれません。こういったアプリやサービスがどういうものなのかを是非お伝えさせて頂ければ幸いです。

仮想通貨について

 まず、仮想通貨についてです。専門的な話を置いておいて、単純化した話をしますので、気になった人はGoogle等で検索してみて下さいね。

仮想通貨は、簡単に言うと「インターネット上の貨幣=お金」です。「ウェブマネーとかゲーム内通貨みたいなのは昔からあったけど何が違うの」と思われるかもしれません。法律や発行元、使い方等様々な面で違いがありますが、結局ここまで流行ったのは「中央集権的ではなく、信用出来る」「世界中同じ仕組みで通用する」あたりが要因だと思います。基

また、最近は非常に多様な通貨が出てきているので、一括りに「これが特徴!」と言いにくい側面はありますが、少なくとも私のブログで言うところの「お小遣い稼ぎ系のアプリとかゲーム」で使用される仮想通貨のほとんどは、「価格が変動する=昨日1コイン100円だったものが、翌日120円になっていることもある」という性質を持っています。上がれば儲かりますが、下がれば損をしてしまいますね。そういう意味では、仮想通貨への投資は株式投資に近いかもしれません。

仮想通貨投資の考え方

さて、前述の特徴を持った仮想通貨ですが、実際私のブログやチャンネルは仮想通貨そのものへの投資を勧めるチャンネルではありません。ぶっちゃけ価格変動のリスクが大き過ぎて、投資というよりギャンブルになっちゃうよなーというのが正直な想いです。

 しかし、「仮想通貨を使ったお小遣い稼ぎ」は別です。これはおすすめです。それが「Move to Earn(動いて稼ぐ)」であり、「Play to Earn(ゲームして稼ぐ)」です。

 「それも投資じゃないの?」と思われるかもしれませんが、私は投資全般を全て否定しているわけではありません。「仮想通貨そのものへの投資で稼ぐ」=「仮想通貨の毎日めっちゃ変動する価値を予想して稼ぐ」ってのは明日、もしくは来週の天気を予想するより遥かに困難なことで、それを当てて儲けようなんてギャンブルでしょ、という発想です(比較的高確率で予想できる瞬間はありますが…)。

しかし、「仮想通貨そのものへの投資で稼ぐ」より「Move to Earn(動いて稼ぐ)」や「Play to Earn(ゲームして稼ぐ)」は素晴らしいものだと考えています。何故ならルールがあるからです。例えば以前ご紹介した「Walken」では、勝負に勝つ毎にレベルに応じて一定額の仮想通貨が取得できます。これは決まっていることであり、サービスそのものが終了しない限り「貰えなくなる」ことはありません。だから、「サービス終了のリスク」を意識しつつ「仮想通貨そのものを単純に保有するのではなく、ゲームのルールに沿って稼ぐ」ことを意識するのが「お小遣い稼ぎ」としての王道であると考えます。

2023年2月時点での「Move to Earn(動いて稼ぐ)」や「Play to Earn(ゲームして稼ぐ)」

 さて、それでは移動だけでお金を得たり、ゲームするだけでお金を得たりできるのは何故でしょうか。

 今後の社会ではAIが活躍する時代になることもあり、「データ」が非常に高い価値を持ちます。その中で、理想を言えばこういった「Move to Earn(動いて稼ぐ)」や「Play to Earn(ゲームして稼ぐ)」はデータ収集の役割を持たせたいのが本音です。そのデータはビジネスに活用できるので、平成の頃のアンケート調査に似ています。もちろんそれだけではなく、商品を販売したり宣伝したりといった意味でも、「いくらかのお小遣いを渡して話題を得る」ことは有意義です。さらにそのコンテンツが価値を持てば、例えば「野球」や「サッカー」のように地域や企業、ファンや選手とお金を循環させる仕組みが仕上がります。

 理想は以上の通りです。しかし、ぶっちゃけ2023年2月8日の現時点では、その理想を達成しているサービスはほとんどありません。現在のサービスは「ポンジスキーム」になっているとの指摘が多くあります。

ポンジスキームとは

 以下、Wikipediaからの引用です。

ポンジ・スキーム: Ponzi scheme)は、投資詐欺の一種であり、そのなかでも「出資してもらった資金を運用し、その利益を出資者に(配当金などとして)還元する」などと嘘を語り、実際には資金運用を行わず、後から参加する出資者から新たに集めたお金(の大半)を、以前からの出資者に向けて“配当金”などと偽って渡すことで、あたかも資金運用によって利益が生まれその利益を出資者に配当しているかのように装うもののこと。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ポンジ・スキーム

少し言葉が難しいですね。簡単に説明するために、仮に「さわ宅ゲーム」が存在するとします。「このゲームでお金を稼げます」「初期投資を5万くらいすれば、稼ぐための効率がめっちゃ上がります!」なんて宣伝してプレイヤーを集めますね(一般的にこんな感じです)。ま毎月新規プレイヤーを集めて、毎月100人投資してくれたら、毎月500万集まります。1ヶ月で500万、2ヶ月で1000万…これで集めたお金を時間差で初期プレイヤーに配分します。

「ほら、初期投資5万が6ヶ月目には10万円になりました!」

ということになるんですが、少しおかしいですよね。これって、「お金を稼ぐために集まった後発ユーザーのお金」を「古参ユーザー」に移動させているだけで、何の価値も生んでいないわけです。

そうすると、

①ゲームの開発資金やスタッフの給料はどこから出すの?

②新規ユーザーがいなくなったら儲からないゲームにならない?儲かるとしたらどこからお金出すの?

 この2つが絶対に問題になります。この2つを解決するのが前述の「理想」なんですけど、現時点ではそれはほとんど達成出来ていません。

おわりに – ちゃんと稼ぐ方法

 さて、「それじゃー儲からないじゃないか」という人もいると思うので、方法をちゃんと記載したいと思います。

 ずばり、3パターンだと思います。

①新規の「○○ to Earn」を常に追いかけて、ブームに合わせてリリース直後にそのサービスの利用を開始し、2-3ヶ月くらいのタームで撤退。これを繰り返す。

②とにかく全て無課金で行い、稼いだ通貨はこまめに仮想通貨取引所に送付、少額でも利益を確定させる。

③複数の信用性が高そうなサービスで、ステーキング(定期預金みたいなもん)を行う(私の場合、信用性は投資しているVC等を見て判断します)。

 少し大変ですが、私は断然①推しです。現在のこうしたサービスは投資額を3ヶ月程度で回収できる設定にしているものが非常に多く、おそろしく利率が良いからです。ただ、無限に新しい条件に合致するサービスが出るとも限らないので、③と併用することも多いです。

 また、私のお小遣い稼ぎのチャンネルやブログは、初期投資がかなり少なくないと嫌だよーって人がメインターゲット層なので、②からの①からの③も良いと思います。

 ②無課金で5000円くらい貯めて、①投資して5000円を8万くらいにして、③ステーキングで放置して24万くらいに育てる、みたいな感じですね。

 ①をやる上で1番大事なのが情報なので、そこをこのブログやYouTubeチャンネルでどんどん更新していきたいと思います。YouTubeチャンネルのコメント欄でも「○○を調べて欲しい!」とか気軽にご連絡頂ければ幸いです。

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